TOPICSお知らせ

2021/03/30

お知らせ

菊池が筆頭で執筆したALDH2遺伝子多型に関する論文がBiology of Sport誌に受理されました。

菊池が筆頭で執筆したALDH2遺伝子多型に関する論文がBiology of Sport誌に受理されました。この研究は産業医大との共同研究として行われた研究です。

特に、フィールド系(サッカー、バスケ、ラグビーなど)のアスリートにおいてお酒を飲めない遺伝子タイプが少なく、一般の対象者においては、お酒を飲めない遺伝子タイプで筋力が低いと言う結果を報告しました。この理由としては、骨格筋内のミトコンドリアの機能や慢性的な酸化ストレスによる影響ではないかと考えています。今後発展した研究ができれば良いです。

Naoki Kikuchi, Takafumi Tajima, Yuki Tamura, Yoshiaki Yamanaka, Kunitaka Menuki, Takanobu Okamoto, Mikako Sakamaki-Sunaga, Akinori Sakai, Kenji Hiranuma, Koichi Nakazato.The ALDH2 rs671 polymorphism is associated with athletic status and muscle strength in a Japanese population. Biology of Sport. 2021